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コーキングとは?
2025年09月15日(月)
1. コーキングとは?お住まいを守る重要な役割と劣化のサイン

外壁のコーキングは、サイディングボードのような外壁材のつなぎ目や、窓サッシの周りを埋めているゴム状の材料のことです。
このコーキングには、お住まいを守るための2つの重要な役割があります。
防水性の確保
外壁の隙間から雨水の浸入を防ぎます。もしコーキングがなければ、雨水が壁の内部に入り込み、雨漏りの原因となってしまいます。
気密性の維持
建物の気密性を高め、外壁材が温度変化や地震の揺れで動いた際に、その動きを吸収してひび割れなどを防ぐクッションの役割も果たしています。
この重要なコーキングですが、紫外線や雨風に常にさらされているため、5年〜10年ほどで劣化が進行し始めます。
劣化を放置すると、雨漏りだけでなく、壁の内部にある柱や断熱材の腐食に繋がり、お住まいの寿命を縮めることにもなりかねません。
ご自宅の外壁に以下のようなサインが見られたら、メンテナンスを検討する時期かもしれません。
| 劣化症状 | 状態の説明 | 
| ひび割れ(クラック) | コーキングに細い線や深い亀裂が入っている状態 | 
| 肉やせ | コーキングが痩せて細くなり、隙間ができてしまっている状態 | 
| 剥離(はくり) | コーキングが外壁材から剥がれ、浮き上がっている状態 | 
2. 外壁コーキングの施工方法と違い(打ち替え・増し打ち)

コーキングの補修方法には、主に「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、耐久性や費用が大きく変わるため、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
打ち替え工法
既存の古いコーキングをすべてカッターで撤去し、新しいコーキングを充填する方法です。
| メリット | • 新しいコーキング材の性能を最大限に発揮できる • 耐久性が高く、防水性も確実 • 一般的に10年以上の耐久性が期待される | 
| デメリット | • 古いコーキングの撤去に手間がかかる • 増し打ちに比べて費用と工期がかかる | 
増し打ち工法
既存のコーキングの上から、新しいコーキング材を上から重ねて充填する方法です。
| メリット | • 費用が安い • 工期も短く済む | 
| デメリット | • 古いコーキングの劣化が進んでいると、上から重ねた新しいコーキングもすぐに剥がれてしまう可能性がある • 耐久性は低く、一般的には5年程度と言われている | 
株式会社タナカ塗装店(プロタイムズ五日市店)では、長期的なお住まいの保護という観点から、原則として「打ち替え工法」を推奨しています。
ただし、窓まわりなど構造上「増し打ち」が適している箇所もあるため、専門家による正確な診断が大切です。
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